診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から14年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:津軽地域

世帯状況:

備考:肝臓がんも発病 

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――初めて大腸がんということで告知を受けたときは、どんなお気持ちでしたか?

 

先生方も家族を呼んでくれというので、ある程度、自分なりに覚悟はしていたんですよ。したがって、私も人生経験も長いし、いろんなこともやってきたし、何も恐れることはないし、私も入れて話をしてくれということで、私のほうで希望して。

 

――お一人で?

 

家内も、長男もいたかな、そういうことで一緒に話をしてくれと。何を言われても恐ろしくもないし、その当時は、がんだといえば死の病気でしたよね、はっきり言って。14年前ですから。医学もそんなにない(進んでいない)ですので、即、死ということもある程度考えましたけれども、ジダバタしてもどうにも始まらないと。

 

これは私の、例えば家族が私に隠しているとか、そんなことをされても私は困るし、何を言われてもいいということで、先生からの話を、告知を淡々と受けましたね。