――今、例えば、セカンドオピニオンとか、別のお医者さんにも聞いてみようというようなことも一般化してきましたけども、そのときはそういうようなことをお考えになったりは？

考えたけども、もう暇がなかったんですよ。どんどん日がたって、よそに行くといっても自分も体がピンシャンしているわけじゃないし、私が病院に行くのがきっと遅過ぎたんしょう。

何というか、怪しいと思っていないものだから、ただの貧血だと思って、若いときも貧血だったから、多分、年をとってまた起きたかなという感じくらいで、病気だと思ってなかったのがだんだんと大腸が大きくなったんじゃないかなと、今は思っています。