診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:

備考:肝臓がんも発病 

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次の抗がん剤に、しびれが来るやつだったので、6回しかできなかったんですよ。そのフォルフォックスは。その後、フォルフィリというのでやって、その当時はその2つが二本柱みたいな感じで、次に、アバスチンというのが出るというのを聞いて、アバスチンというのを最初に病院では、私の先生はわりと前向きな先生なので、そういうのを早く取り入れてくれて、私も心待ちにしてやったら、結構、腫瘍マーカーとか下がったんですけれども、一旦下がって、肝臓の手術ができるんじゃないかということで、B病院で手術できると先生が言ってると。

 

私の先生は、わりとほかの病院の先生ともネットワークがあって、相談してくれてるんですよ、フィルムとか持っていったりして。そしたら、その先生が、これだったらできるんじゃない?と言ってくれたからって、1日B病院に行って検査したんですよ。入院の手続きとかも話を聞いて、説明をさんざん受けた後に、CTをもう一回見てみたら、肝心の門脈の近くにでかいのがあるので、今、手術すると人工血管をつけなきゃいけない。人工血管をつけるとなると大きい手術になって、命にかかわってくるから、今は無理しないほうがいいんじゃないかということで、結局は、手術できないということになって、また戻って、今度、アバスチンの後、アビタックスというのが新しく出るから、それをまた待って。

 

それ(アビタックス)は湿疹とか結構出るんですよ、皮膚に障害が起きるんですけれども、それでやって、それも結構いいところまでマーカーが下がったんですけれども、ある時期になったら、やっぱりそこでストップして、またマーカーが上がり出したので、今は、認可されているのは全部使い果たしちゃってるので、大腸がんの抗がん剤は少ないんですよね。それで、もう一つ、今、方法があるんですけれども、まだ認可されていないんで、先生は逆に、フォルフォックスという抗がん剤が出る前の古いものを、マイトマイシンというのを使ってみたらどうかと。