診断時:60歳代前半 インタビュー時:診断から3年(2009年) 性別:男性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:親子 備考:正確には直腸がん、再発肺転移 |
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今日は点滴の日だよと朝に行くわけだ。まず、採血して、白血球が少なければやめるんです。随分白血球も殺されるんです。
――抗がん剤で?
白血球が少なくなるものだから、感染症になりやすいということで、これ以上下げられないときは抗がん剤も中止すると。
――少ないからって帰ったこともありますか?
2回ほど断られて。
――どれぐらいで少ないとかってあるんですか?
レベルがあるのさ。
――Hさんもわかってるんですか?
「3,200」とか「3.2」という表現するところもある。そのぐらいになれば、A病院では中止って言うね。3,700ぐらいでもやるし。
――じゃあ、3.2よりも少ないときは?
3.2ぐらいでは、ちょっと休むという感じだな。
――また2週間後に先延ばしになるんですか?
1週間待ったかな、2週間であったかな。またある程度回復してくるんですよ。
――またちょっと期間をあけて、点滴治療をしに行って?
まず採血して。
――白血球の数を見て。
3カ所ぐらい重点的に見るんだよな。
――白血球とあと何かを見て、じゃあ、今日は点滴治療をしましょうとか。