診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から1年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:親子

備考:正確には結腸がん 

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――口内炎が3日、今回はきつく来て、その後はだんだん治まってきたんですか?

 

治まってきました。口内炎は口の中が傷ついたような状態になるんです。

 

――口の中に傷?

 

何かで切ったような、唇とか頬の脇とか、そういうのも大分ありましたね。

 

――それが1カ所じゃなくて何カ所も?

 

そう、何カ所も。口の中全体がそういうあんばいでした。

 

――口の中全体?

 

そうそう。ですから、歯を磨いてもすごく痛むんです、歯ブラシが。

 

――歯ブラシが当たることがですか? 歯磨き粉がじゃなくて?

 

歯ブラシが当たるところ。当たらないわけないでしょう。みんな歯ブラシが当たるものですから。ですから、1分かいくらで歯を磨くのをやめてしまうんです、痛くて痛くて。

 

――1分ぐらいは何とか我慢して?

 

1分ぐらいは我慢できるんですけれども、本当は3分やってくださいと言われたけども、とてもじゃないが、3分なんて歯を磨くことはできませんでした。

 

――そうなんですね。

 

そのかわり、うがいはマメにやっていましたので。

 

――歯磨きは3分は無理だから、かわりにうがいでと。

 

うがい薬も出すと言ったけども、口内炎でしみてしみて大変なんですよ。

 

――そのうがい薬が?

 

ですから、うがい薬は要らないと。普通の水道の水でうがいするから要らないって。(笑)

 

――水道のお水はそこまでしみない?

 

全然しみないです。