診断時:50歳代後半 インタビュー時:診断から2年(2009年) 性別:男性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:夫婦と義母 備考:正確には横行結腸がん |
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――(手術の)翌日の朝?
翌日の朝。もう管がいっぱい入ってて、あれっ?という段階で。
――目が覚めたとき、どんな感じでした?
うっ?と思って、動けないと思って、管だらけでね。
3月下旬に手術して、それでも4月上旬にはもう退院したの。
――ええっ? 2週間ぐらい?
2週間ぐらい。
――管とかはいつ取れたんですか?
1週間ぐらいかな。看護師さんが「歩け、歩け」と言うんです。歩いたほうが治りが早いからって。毎日、ずっと。
――いつぐらいから歩き始めたんですか?
(手術後)、3日か4日してから。
――管が抜けた後?
管はまだ、最終的なやつは抜けてないけど、こう切ったから。
――何センチぐらいですか?
横隔膜のところからへその下あたりまで。
――じゃあ、結構大きいですね。20センチぐらい?
そのぐらいかな。今も傷がありますよ。
――その傷を抱えながら、管も入ったまま歩いてたんですか?
点滴しながら。(歩く)
――点滴もしながら。へぇー。歩き初めは大変でしたよね。
最初は大変でしたね。でも、歩かないと治らないからと。
――それはだれに?言われたんですか?
看護師さんに。治りが早くなるから歩きなさいって言われて、結構歩きましたよ。(笑)
――最初から一人で歩けました?
点滴のこういうのをつかみながらね。
――よし、歩こうという気持ちになったんですか。こんな痛いのに、何てひどいことを言うんだ、この看護師はとかって。(笑)
それは最初はありましたけどね。(笑)それでも何とかね。
――歩いてみたら、歩けるものでした?
歩けるものですね。4月上旬に退院して、会社のほうはね、もう少し静養するということで、それから2週間ぐらい静養しました。