診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から1年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:3世帯以上

備考:正確には直腸がん 

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手術しまして、集中治療室にいまして、9日になるんですけども、今度は心筋梗塞が出たんです。

先生に見つけていただきまして、今度は心筋梗塞の手術になりまして、それでまたずっと集中治療室にいたんです。1週間かそこいらだと思うんですけども、その間は意識が、何か、わかるような、わからないような、入院してからずっと、はっきりした意識というのがないんです。

 

看護師さんのほうは、1カ月が過ぎて、2カ月目くらいには、ちょっと話したりなんかすることができましたけども。

 

――それまでは、あまり看護師とも話すことはなかったですか?

 

口が、しゃべるのも、あまりしゃべれないような感覚だったんです。

 

――自分で話そうと思うんだけども、声が出ないとか。

 

声が何かおかしかったようです。ずっと、人工呼吸器をするとそうなる人もいるよと先生に言われたんです。

 

――そうか、心臓の手術のときに、結構長く人工呼吸器みたいなのは使われていたんですか?

 

全部、人工呼吸器でやっていましたね。手術のときも。

 

――手術が終わってからは特につけたことはないですか?

 

それはないですね。

 

――そうか、そうか。じゃあ、あまり会話ができなかったんですね。

 

そうですね。1カ月くらいが過ぎてから、順調に話がいろいろできるようになったものですから、立ち上がって、歩けるようになってから、いろいろ話ができるようになったというところです。