診断時:60歳代前半 インタビュー時:診断から6年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:八戸地域 世帯状況:夫婦のみ 備考: 正確には横行結腸がん |
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――いやぁ、ほんとに。抗がん剤って、お話を伺うと本当につらいですね。
そうですね。最初の1クール2クールのうちは、いやよその人がつらいと言っているのに、「何も大したことない」と思っていたわけよ。
そうしたら、だんだんと、こう爪が黒紫になって、かかとのこう皮膚が剥けるのね、カパカパカパと。
そしたら、どこにいったと思う。あの、皮膚に効く風呂に行ったのよ。そこはすごく熱いんですよ。でも、病気に勝とうと思って入れるのね。43度か44度だよね。そこってさ。我慢できるものだなと思って。黙って家にいたらいいのにね。
――じゃあ、そういうふうに抗がん剤治療をしながらもいろいろと出かけて。
お風呂には行きましたよ。八甲田の硫黄の温泉ってあるでしょう。そこにも行ったしね、本当にお風呂には入りました。この頃はこの辺の銭湯だけなんですけども。行きました、行きました。泊まりじゃないけども。