診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:親子

備考:正確には直腸がん、再発肺転移 

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外科の先生は、「肺ですから呼吸器科のほうに回す」って、私から離れたいというそぶりなわけさ。

 

――でも、同じA病院の中ですか?

 

そう。それで、外科から呼吸器科のほうに紹介されました。これからどうするかということは、私は、がんについてもわからないし、まず呼吸器科に初めて行きました。そしたら、その先生が何と言ったと思いますか。「あんた、それ、取ってどうするの?」って。

 

――ん?

 

「がんを取ってどうするの?またすぐ出たらどうするの?取ってしまったら比べるものないでしょう」、こ~んなことを言われましたね。あっ、これでは話にも何もならない、私は相談に来たのにこれじゃだめだと。「はい、わかりました。もう一回、外科の先生に相談して来ます」って終わった。ムカムカと来たね。

 

――A病院で?

 

これで部長かと思ったね。