診断時:50歳代前半 インタビュー時:診断から3年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:青森地域 世帯状況: 備考:肝臓がんも発病 |
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ええ。それ(仲間)が今は一番強いかな。そういう人とめぐり合うために病気になったのかなと逆に思ったりもして。先生とかもね。先生に対する認識も変わりましたよね。
母親のときは口腔外科だったので、その当時、青森には口腔がんの治療がなかったから、G(病院)に入院したんですけれども、そのときの先生はモルモット扱いに近かったので、ドラマに出てくるような先生ではなかったんですよ。そういうイメージもあったし、親戚の家が病院をやってたので、そのお医者さんもひとくせあるお医者さんだったので、お医者さんのイメージはあまり良くなかったんですよ。
でも、今のお医者さんに会ってからは、ああ、こういう先生もいるんだって。今の先生も、わりと患者の病気のことを起点に、最初はとっつき悪かったんですけれども、そういうのが見えてきて、ジョークもしゃべるし、みんなでからかったり何だりして。(笑)先生の患者さんはみんな明るいねとか言われてるみたいですけど。一部、年いった人とかは、ズバッと言ったりするので苦手だという人もいるんですけれども、私たちはわりと。
――ズバッと。病気のことをですか?
そうですね。治療のこととかも優しく言うようなタイプではない。ストレートに言うというか。シンプルに言ったりするので、年いった患者さんとかは、優しく聞いてほしいとか、話しやすくとか思ってるみたいで。でも、私たちはそのまま。先生と漫才やってる人もいるし。(笑)