診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から14年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:津軽地域

世帯状況:

備考:肝臓がんも発病 

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あれ(CT画像)で、ここなんですよと。これも手術しなきゃいけないというだったんです。

 

とにかく私は先生方にお任せしますと。早くやれば早く治るんでないかという気持ちも私はありましたから。それで、とにかく早く、早期発見、手術するにいいのは手術するという前向きな気持ちでありましたから、大抵の人は怖がるんですよ。一回大きな手術して、またかと。

 

私はそのころ、アメリカで偉い人がここへがんが出た、すぐ切除。あの気持ちだったんですね。ああいう気持ちで私が前向きに、とにかく早く見つかったら、早く見つかったなりの手術ということを心がけて、常日頃そういう気持ちでいましたので、そういうぐあいに、そのときもいろいろな検査をまたやりました。

 

 

 

たまたま私、そのときに旅行を計画をしてたんです。家内と一緒にね。切符を買ってしまってたから、「実は、いや旅行なんです」「なに? あんた、旅行なんて、そんなあれじゃないですよ」って言われたの。だけども私はね、「行くことになっていますので」と言ったら「いつ帰ってくるんですか」とかって。3日、4日ぐらい旅行したのかな。

 

旅行中も病むんですよ、みぞおちがね。ビールを飲んでも、もう耐えられないぐらい病んだりして、それでも我慢しながら帰ってきたら、電話が入ってたんです。すぐ来てくださいと。H病院に入院するかF病院か、大きい病院だよね。青森県の場合は、S病院もあるけど、私は市内だから「私はH病院にします」と、「わかりました」って。