診断時:60歳代後半 インタビュー時:診断から1年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:夫婦のみ 備考:多発肝転移 |
下↓の▶ボタンをクリックして音声を聞く事ができます。 |
問題は、私の体がそういう細胞が住みやすい体になっているのかなと思ったりしてね。
子宮までいっているというのがわからなかったというのもあるし、結局、婦人科では、3月の段階では子宮にはないということだったんです。3月の段階ということは、CTを3月30日に撮っているから、手術する前に撮るって言った、そのときはなかったと言ってます。それで、6月10日には出たということは、もう転移しているということですね。少しの期間であれだけ大きくなっているんだなと思ってびっくりしましたけどね。
――もしかしたら、3月のときにあったんじゃないかという思いもありました?
それはないです。3月の段階にはないです。婦人科の先生が言ったんです。「3月のときには出てないじゃん」と。それでも、婦人科では抗がん剤治療しながら様子を見るより仕方がないということで、何もないですね。
――もし今、B先生とお話しする機会があったら、そこを聞いてみたいですか?
そこも、先生は多分、可能性はあると思ったのかもしれません。大分進んでいたということを。普通は大腸の中で膨らんでいるはずですから、裏までということは相当進んでいて、結局、私の場合は場所的に子宮に近いほうでしょう。だから、その可能性はあると思って、子宮に出たのも理解できました。