診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から6年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:正確には横行結腸がん 

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――でも、がんになった後で、絵手紙とか新しい趣味を見つけられて、それでまた、そんなに仲間ができて、すごいですね。行動的なんですね。

 

行動的というか。閉じこもってはいたくないなと思う部分があったんです。

がんになった人が閉じこもって、余計に神経を患ったというのを聞いたことがあって、神経科に通った人もあったんですね。私と一緒に行っている人があまり外に出なくて、夜、眠られなくて、神経内科というところにも通っているということを聞いたから、そういうふうになればなと思って、うちの妹がそれを先に聞いてきたもので、私の場合は大正琴でしたけども、簡単なものだったから良かったんです。

 

――そうですね、がんの方でちょっとうつ気味になるような方も……。

 

妹が聞いてきて、私のところに大正琴の先生をよこしてくれて、仲間が、話し相手があったらいいのかなと思ったんじゃないでしょうかね。それはありがたかったなと今は思っているんです。

 

――家族とかお隣にもお仕事があったり、妹さんがそういうことを紹介してくれたり、家族全体の、親戚も含めていろいろなサポートがあったんですね。

 

はい。それが良かったんだなあってね、今思えばね、思ってるんです。