診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から6年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:正確には横行結腸がん 

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だって、食べるものも気をつけなければならないと思うから。

 

――どんなふうに食べものを変えましたか?

 

そうですね、野菜を多く摂って、うちの娘がB県に行っているんですけども、インターネットで大腸がんになった先生の食事療法というのを本から抜粋してファックスで送ってくれて、それに近くなるような食事をしました。

 

――野菜中心で、あまりお肉とかは?

 

お肉はあまり食べないで。

 

――お魚はいいんですか?

 

どっちかっていうと、魚も食べるには食べるけれども、あまり食べないようにしてと書いてあったんです。

 

――じゃあ、野菜とお豆腐とか、大豆のような?

 

そうですね。それだけだと栄養がどうのこうのというので、小魚を食べてということが書いてありまして、それに近づけました。

 

――今まではどんな食生活だったんですか?

 

今までは肉、肉という感じでした。

 

――肉がお好きだったんですね。

 

はい。

 

――おいしいですものね。今はなるべく野菜中心で?

 

そうですね。でも、自分一人だけの家族じゃないから、相手がいるから、肉も食べなきゃならないんだけども、でも、全然食べないということではなかったです。

 

――じゃあ、今はバランスよく食べるようにしているということですね。そうですか。結腸がんだと、場所によるのかもしれないんですが、人工肛門をつけたりする人もいるじゃないですか。

 

上だから良かったみたいです。

 

――大丈夫だったんですね。それは良かったですね。その後の生活で、例えば、排泄とかおしっこの間隔が近くなったりとかはないんですね。後遺症は?

 

(後遺症は)全然ないです。

 

――そうですか。それは本当に良かったですね。

 

はい。先生も食べるものも、胃じゃないから何でもどうぞと言ってくれたんです。何でもどうぞと言ったって、食べた結果がこうなったと思えばね。(笑)