診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から1年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:多発肝転移 

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実は、こうしてがんを患ってから、食事療法というのも本にいろいろあるでしょう。食事療法で私にできるものは取り入れようと思って、取り入れたりしているんです。

 

――どんなことを取り入れていらっしゃるんですか?

 

何でしょう。確かにね、病院からもらったレシピにはないものがあったりしたんだけどね、「4つ足のお肉は控えたほうがいい」と書かれているんですね。豚、牛、そういう肉類は控えたほうがいいということがあって、鶏はいいと、鶏は脂肪がわりと少ないでしょう。だから、「ああ、そうか」ということで、それは今のところは実行しているんですよね。

 

――豚と牛は避けて?

 

避けて、鶏肉と卵とか、大豆食品とか、そんなものを。お豆腐とか納豆とか湯葉とか、大豆関係のものを摂るようにしています。

 

――今は2人暮らしで、2人と1匹でお暮らしで、食事とかはDさんが用意なさっているんですか?

 

そうですね。私がやっています。悪いものは率先して摂らないようにしないと。

結局、先生にも聞いたことがあるんです。「食事について、注意をしなければならないことは何でしょう」と聞いたら、先生は「特にない」と言っていましたけども、でも、「生ものはだめでしょう」って聞いたら、「ん?」って言っていたけども、食事療法の本には、生もので感染にならないように。

 

――生魚とか?

 

生魚もそうだけども、別の面でも感染予防のものがあるから、だから、そういうのを食べないほうがいいということです。「感染予防のために、食べないほうがいいというのもあるんでしょう」って聞いたんです。

「感染」って言ったら「ああ、そうか」と言って、カビなんかも感染の危険なカビがあるでしょう。それで先生があれだなと感じたかもしれません。

大腸菌は、だれでも多少はみんなあるでしょうけども、別の感染予防になるようなカビで、乾燥物の豆なんかについているカビがあるでしょう?

その豆に生えたりするカビが悪さをするときがあるんです。そういうのに気をつけようということなんです。悪いものは気をつけないといけないです。(笑)