診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から6年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:正確には横行結腸がん 

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でも、自分でどこか心配していない部分もあって、みんなには「がんが好きな体だから、どこにできていても、もう覚悟はしているよ」と言うんですけども、ところが、今年の検診に引っかかったんですよ。そしたら、治療の段階を思い出して、詳しく忘れていたのを思い出して、その段階を思い出したんです。

 

乳がん検診に行ったときに先生が「両方にある」とかと言うもので、真っ白くなっちゃって、「いやー、とうとう来たか」とか思って、よその人には覚悟をしているとは言ったものの、その一言が何ですかね、そんな感じでした。だから、いつもどこかで心配しているわけですよ。こっちでは安心ね、口も安心だから、人にはどんなことでも言っちゃって、いざ、こう言われたときはビックリ仰天、こういう自分がありますということです。

 

――今年のがん検診というのは乳がん?

 

乳がんと子宮がん検診に行きました。今まではいつも写真でも何でも撮って、マーカーも測ってもらって、だから5年は大丈夫だなと検診に行かなかったので、今年から行ったんです。そうしたら、お医者さんが「あら、両方にあります」と言って、結果を待っていました。結果を見たら右側だけでついてきて、またE病院に行ったら、「あら、触れないな」と言われて、やっぱりエコーを撮ったら何ともないですよと言われて安心したところだったんです。