診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から1年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:多発肝転移 

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――ご家族で一緒に暮らしていらっしゃるのはご主人はどんなふうに関わってくださっていますか?

 

お互いあまりタッチしないようにしています。うちは(夫と)年が離れているし、うちの人も前立腺……。

 

――年の離れたご夫婦なんですか。何歳違いなんですか?

 

9歳です。それでも健康で、山登りをしたりしているから。でも、やっぱりポリープがあるんです。

 

――ご主人に。

 

前立腺もあるんです。大腸のほうにもポリープが何カ所かあって、1泊で内視鏡でポリープを取っているんです。この前取ったんですよ。ポリープがいっぱいある兄弟もいるから、家族性のものだから、ポリープがどんな変化していくか分かりませんけども。

 

――タッチしないように、あまり詳しく聞いたりはなさらないということですか?

 

言っても理解できないと思うから。(笑)

 

――そうなんですか。こういったデータを一緒に見て、話し合うということはないですか?

 

ないです。娘がとにかく帰って来れば見て、必要があればコピーして行きますから、あまり。娘となれば親のことにはあまり甘いことは言わないですね。

やっぱりこうなれば、一番(に相談するの)は娘です。