診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:

備考:肝臓がんも発病 

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今まで会社中心だったから、会社関係の友達とか、身の回りの友達だけだったのに、友達のとらえ方とかかかわり方とかも変わってきたような感じがしますね。

 

やっぱりこう、命を目の前にしてる友達と、その辺で適当にというか、付き合ってた友達と、やっぱり違う感じがします。患者友達が今はすごい強い、わかってくれるというか。今までの友達も、私が症状のことを言ってると、私もこうよとかって同じことを言ったり、自分ががんかしらと心配したりするときとかあるんだけど、いや、そういうレベルじゃないよなとかって内心思ったりして、違うよなとかって。その辺のギャップを逆に感じるっていうか。がん友はわかってくれる、みたいな感じはありますよ。

 

――昔からの友達だと、ちょっと違うよなって感じてしまうところがあるけど、「がん友」っていうんですね、「がん友」だとわかってもらえる。

 

それはありますね。みんな自分の命のことも考え、友達が亡くなっていくのも見てるから、気持ち的には同じ、わかり合えるというか、それはすごく強いような気がする。ほかの友達とは違うっていう。もとから友達はわりと、信頼できる友達は多かったんですけれども、それとはやっぱり違うかなって。