診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:

備考:肝臓がんも発病 

下↓の▶ボタンをクリックして音声を聞く事ができます。

 

病院の待合室で元気な仲間と会えるのが一番いいですけれどもね。

 

――待合室は、大腸の方だけでなくて、結腸の方だけでなくて、乳がんの方とか。

 

外科なので。そこの病院は全部一緒なんですよ。肺がんとかになると内科になるんですけれども、そこの病院では、大腸も乳がんも一緒で。

 

――その仲間が。

 

ええ。それが今は一番強いかな。そういう人とめぐり合うために病気になったのかなと逆に思ったりもして。

 

「がん友」ってみんなでしゃべってるんですけれども、その仲間ができたこととか、先生との出会いとか、人生って出会いかなとか、人とのつながりかなとか、そういうのは感じますね。

今まで会社中心だったから、会社関係の友達とか、身の回りの友達だけだったのに、友達のとらえ方とかかかわり方とかも変わってきたような感じがしますね。

やっぱりこう、命を目の前にしてる友達と、その辺で適当にというか、付き合ってた友達と、やっぱり違う感じがします。患者友達が今はすごい強い、わかってくれるというか。

今までの友達も、私が症状のことを言ってると、私もこうよとかって同じことを言ったり、自分ががんかしらと心配したりするときとかあるんだけど、いや、そういうレベルじゃないよなとかって内心思ったりして、違うよなとかって。

その辺のギャップを逆に感じるってゆうか。がん友はわかってくれる、みたいな感じはあります。