診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から1年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:多発肝転移 

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あとは自分がどういう病状で行くのかなと思うから、やっぱりがんとともに生きなければならないということですね、共存です。

 

――共存。

 

はい、共存ですね。ようやく最近、腫瘍マーカーが下がってきたところを見れば、私の(がん)細胞も諦めがついたのかなと思っています。(笑)

 

――おおっ、うんうん、なるほど。

 

ある本にも書いてあって、結局、こっちが亡くなってしまえば、細胞だってなくなるって。そういうことで、ともに生きる方法を考えれば細胞もばかじゃないと言うんです。

 

――ううーん。

 

そうすれば、ともに生きられるだろうということが書いている本もあったんです。だから、細胞もばかでないから、考えて少し弱くなってきたのかなと思っていました。