診断時:60歳代前半 インタビュー時:診断から3年(2009年) 性別:男性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:親子 備考:正確には直腸がん、再発肺転移 |
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いつ逝ってもいいように、どうせがんになったんだからって。それが人間の安心感なんだって。それがない人は、死んだら怖い、何とかってなる。
――でも、最初は、死んだら怖いって。
そういうのもありますよ。
――それはどうやって変わったんですか?
まだそこまで変わってない。(笑)
でも、だれも逝ったことないことを仏教はちゃんと書いてあるっきゃ。だれも逝ったことないんだよ。そういうのを心に余裕があるように仕向けてくれる。だから、自分がしっかりしなさいだわけ。最終的に、自分がしっかり。これからどう生きるかなとか、今まで何をやってきたのかとか。