診断時60歳代後半

インタビュー時:診断から2年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:正確には虫垂がん 

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だから、やっておきたいことはあるし、あれもあるしと思えば、それをこなしていこうかなと思うしね、片づけるものもあるしなと思って。ある程度、私も土地を持っていたり。そういうのをどうやってケンカしないで分けられるようにしたらいいかなとか、いろいろ考えておかなくちゃならないこともあるしね、何にも知らないでポッと逝っちゃったら、それこそ大変じゃない?あとで兄弟たちがいがみ合うようなことになっても困るしなと思うしね。

 

うちの人が生活していかれるのかしらとか。今の家は、住宅ローンがまだあと4年ぐらい残ってるの。今年中に払ってしまうと、そうすると、払えなくなって持って行かれることもないだろうしとか、いろいろ考えちゃうね。男の人だとそこまで気が回らなくて、放っぽっておけば、今、自分の建てた家、ちょっとのために持っていかれるということもあるしね、そういうのも片づけておかなくちゃいけないしなとかね。

 

やっぱり、やることがあるんですよね。自分があれ(告知)されてれば、それなりにやっておかなくちゃいけないなというあれがね。やりっ放しじゃだめだと。意外と普段、みんなやりっ放しになってるの。少しずつでも片づけておかないとと思ってね。

 

――いろいろと考えていらっしゃるんですね。

 

みんなそうじゃないかなと思うね。そういうわけです。