診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から2年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:正確には虫垂がん 

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病気のことは大体、インターネットや何かで、自分が告知された時点でいろいろ調べたら、やはりあまり良くない。珍しいものだと言われて、大腸がんの部類には入るけど、虫垂がんというのは本当に数が少ないって。

だから、治療がまだ確立されていないというのは、インターネットにも書いてあったし、そのとき調べたら、NPOの人が、これからその病気に対する研究をするのでお医者さんを募集していると。あらまぁ、私、遅くてもう間に合わないわとそのとき思ったのね。

そうしたら、どこへ行っても、まだ治療法が確立されていないから助かる見込みはないというのが、みんなそういう返事だったから。

 

私の妹はA(県)のほうにいるから、関東にね。そっちのほうとか、娘もA大学、医科のほうに勤めてたりして、自分がついていた先生が今、外科の教授になっていて、外科の手術したりしてるから聞いてあげるって家まで電話をくれて、でも、やっぱり珍しくて治療法が確立されていないって。プラチナや何かを使うと思うんだけどっていうことは、ちょっとだけ教えてくれたけど。