診断時:50歳代後半

インタビュー時:診断から2年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:夫婦と義母

備考:正確には横行結腸がん 

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――がん専門の相談室があるんですか?

 

ある。これは最近できたの。今、これの関係もあるのかもわからないけど、そういう相談室ができて、そのほかにも別な病気で入った人も、全部そういう相談室があるんですよ。保険のこととか、医療費がどれだけかかってどうすればいいのかとか、そういうのがちゃんと病院にあるんです。

 

――気楽に行けるところ、活用できるところなんですか?

 

そうそう。

 

――予約とかが必要とか?

 

私は行ったことない。

 

――ちょっと聞けるところがあるといいですね。

 

人は何かそういう病気になったときに不安になるでしょ。だから、そういうところがあれば一番いいからね。あとは、かかりつけのお医者さんがあれば一番いいよね。内科でも何でも。

 

――最初行かれたんですよね。最初に行ったところは、かかりつけのところじゃないんですか?

 

それが保健師さんの紹介で。そこの先生も、同じ高校の後輩だったの。

 

――それは後になってわかったんですか?

 

後になってから。高校の同窓会の名簿があるじゃない。あれを見て、あ、後輩だって。

 

――思わぬ形ででしたね。今、かかりつけ医はどこか?

 

ないです。

 

――ないんですか?

 

ないんですよ。だから、よく本とかテレビとかに見ると、かかりつけの医者があったほうがいいということで、それは確かにそうだものね。自分のことを知っててくれる先生かいればいいと思う。

私なんかA病院で、(やって)もらっている先生が一番信頼できる。そこのS先生という部長先生なんだけれども、結構いろいろと話をして、治療のことから薬のことから。