診断時:50歳代前半 インタビュー時:診断から1年(2009年) 性別:男性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:3世帯以上 備考:正確には直腸がん |
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例えば、私は先ほども言いましたけども、C県の生まれなんですが、何でそうなっているかと言うと、はっきり、広報なり何なりで回ってもらったほうが早い気がするんですね。
――あまり、広報とかには載ってこないですか?
がんの検診がどこの病院だとかは載ってきますけども、やっぱり、行かせるていうか、行くということが億劫になっているようなことが結構多いと思うんです。それが検診、ビリというか、最下位になっているんだと。
あとは、本当にトップクラスのところがどうやっているかということを、自治体がどういう形でやっているかというのを、参考にしたほうが早いような気がするんですね。
――そうですね。
向こうにいたころ、レントゲン車に私の両親も行っていたような感じがするんですよね。
――じゃあやっぱり、全体の意識の持ち方が、何か違うと思っていらっしゃるんですね。
そうですね。こっちはレントゲン車とか何だとかって、近いから行ったりできるんですけども、そういうのがあったような気がしますね。
――あまりレントゲン車は見ることがないですかね。
村の地区レベルでやっていたような、たまに帰ったときにそんなような話がありました。
――じゃあ、結構、自分から病院に行かないと受診できないけども、C県だと来てくれて、近くで簡単に受けられるようなシステムがあるんですね。それは大きいかもしれないですね。
そういうレントゲン車が来て、皆さんこうやって、60~70代の親の世代ですが。
――それでもきちんとなってたんですね。
やっていたような感じがします。逆に言うと、病院がいっぱいあるから、だれでも行けるからいいんですけども、田舎の場合ですと、当時は村ですから、病院に行くというと、周りの病院ですよね。
――でも、ちゃんと来てくれるからみんなで健診しているんですね。
レントゲン車が来て、気軽に行っているんじゃないかという感覚はありますね。