診断時:70歳代 インタビュー時:診断から3年(2009年) 性別:男性 保健医療圏:西北五地域 世帯状況:親子 備考: |
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がんにかかった人は、俺の経験上、体がだるい。9月に健診を受けた後、その間仕事をしても、体がだるくてありました。仕事しても疲れがありました。今思い出しましたけれども、それはありました。疲れが激しいといえばいいか、そういうのは手術する前に見えてありました。
今思い出せば、Hで1年前に、「曇りは見えたけども、Gさん、まだ大丈夫だよ」と言われたときは、そのときは大して感じなくてあったんです。次の年の健診に行ったら、また同じHに行ったわけです。そしたら、Hの先生が「いや、去年と違いますよ。今年はちょっとおかしいみたいだから、専門家にしっかりと診てもらったほうがいいですよ。行くなら紹介状を書いてやりますよ」と。よしと。そのとき来なければ、また状況が変わったかもしれません。1年延びればまた変化してくるから。去年と違うと言われたので、「じゃあ、先生、紹介状を書いてください。私はA病院に行ってくるから」と。
来たら、院長にすぐがんだと言われました。「Gさん、がんですよ。だから、今度来るときには家族を連れてきなさい」ということを言われました。かあちゃんは年いってるし、「行きたくない」って言ったから、よし、俺一人で行ってくると。それで勇気を出して一人で行ってきたところで、先生に「ばあちゃんも年いってるし、来られないから、何があっても驚かないからはっきり言ってください」と。それでがんを告げられたんです。