生活 / 通院に関すること
抗がん剤治療や放射線治療を行う場合、通院して治療・施術することがあります。ここでは、このような通院に関して、どのように通院しているのかということや、通院時の苦労、通院に対する思いなどの語りを紹介していきます。
治療目的の入院
治療目的で通院している方は、比較的通院頻度が高く、週に1度か、2週に一度の割合で通院されている方が多いようです。
抗がん剤の服用治療を行っている場合は、服用する抗がん剤を処方してもらうために通院していたことがうかがえます。
・週に一度の通院で抗がん剤を処方してもらい、治療を受けている。(60歳代後半・男性)
また、抗がん剤を病院で投与してもらう治療法をとっていた場合は、投与のタイミングをみて、通院のパターンであったようです。
・週に一度の通院を3週やって1週お休み。抗がん剤をやった次の日は、仕事もお休みした。(50歳代前半・男性)
検査目的の通院
手術を受けて、その後は特に抗がん剤などの治療はせずにいる場合でも、検査のために通院している方も多くいらっしゃいます。この場合、1カ月に1回の検査が、だんだんと間隔を置くようになっていると話されていました。
・検査のために1カ月に1度の通院を行っている。(70歳代前半・男性)
次の方は、手術後、3カ月に1回通院している意味を医師からはっきりとは告げられていませんでした。そのため、ご自身は「治療のために通院しているのではない」と話しています。
・:薬の処方や投与がないので、通院しているのは検査のためだと思う。(60歳代前半・男性)