診断時:70歳代前半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:西北五地域

世帯状況:親子

備考: 

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――手術のときに、がんの治療で手術じゃない方法もいろいろあるじゃないですか。放射線治療とか。そういうのは?

 

俺がやったのは、手術してから抗がん剤だもんな。それから、電気療法とか、もう一つあったみたいだな。

 

入院してる人に話を聞けば、そのほうがいいとか、こういうのがいいとか、病院だからいろいろな話があって、先輩方がいっぱいいるから、こういうのはちょっときついから困ったよなと。「抗がん剤を打って、仕事もできないし、めまいするし、髪は薄くなるもの」とか、先輩方の話はそういう話もありました。

 

簡単なのは、別な方法もあったんじゃないかな。先生が「Gさん、どうしますか」と言ったので、「いや、皆さんやってるなら、それでもいいですよ」と、俺はそうしたんです。ただ、2種類か3種類あったみたいです。何年も病院にいた人が一番経験して覚えてるでしょう。だから、5人も6人もいる部屋だから、あれがいいですよ、これがいいですよということを俺みたいな1年生にアドバイスしているわけ。抗がん剤は大変なものだよと。