診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から2年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:1人暮らし

備考:

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手術しなくちゃいけないと言われて、「え?痛くも何ともないのに手術するんですか」と言ったら「症状が出たら終わりですよ」と言われたんです。「そうなんですか」って。結局、自分の考え方がまとまらないうちに手術する方向にいっちゃって、11月に手術したんです。

 

もう、「手術しなきゃならない」で押されたんです。初期がんだから、手術すると5年以内の生存率が80パーセントだからって。とにかく手術のことしか説明は受けなかったんです。その手術を受けるためには万が一こんなこともあります、こんなこともありますでしょう。自分も無知だったからしようがないとは思うけれども、もっと手術のほかに、あなたの病気は今こういう状態だから、これに対してはこれとこういう方法がありますよと選択させてほしかったですよね。

 

だから、その点では自分が無知だったからしようがないなと、あのときそういうことを知っていれば突っ込めたんだけど、まさか自分がそんな病気になるなんて夢にも思ってなかったから。それまで病気をしたことがないし、体調悪くなったこともないし、考えられなかった。