診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から8年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:夫婦でインタビューに参加

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(妻)初めは6錠くらいずつ飲んで続けていたら、1カ月目くらいに、ただ一日寝ていて、すごく無気力になって、いろいろな日常生活の活動ができなくなるような状態に陥ったんです。

 

(妻)あまりにも寝てばかりで。何か様子が変だなと思って、夜間の救急外来に行って、無理に診てもらったら、先生もわりと近くに住んでいたものですから、夜なんですが来てくれて診たら、イレッサによる間質性肺炎というのになっていたんです。

 

(妻)それで慌ててイレッサの投与をやめて、イレッサでそれが来たといったときには、私は「えっ」と思って、それなら話に聞いていたのと同じだと思って、暗くなりました。それで、慌ててイレッサを飲むのを中止して、ステロイド療法をやって、そのおかげでよくなったんですね。

 

(妻)それ以来イレッサはやめていたんです。だけど、再発したがんがやっぱり、何もやらないで何カ月かおいていたら、やっぱりちょっと大きくなってきてるって言われて、先生に「どうする?」って、それからイレッサを前みたいに6錠とか大量じゃなく、1錠を例えば3日おきとか少なく投与して様子を見ようと言われたんです。今、それが続いているんです。