診断時:70歳代前半 インタビュー時:診断から3年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:八戸地域 世帯状況:夫婦のみ 備考: |
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全然。病院にいる間に、6階だったんですけれども、下で検査をやってくださいと言うと、下まで階段で1階まで下りていって、終わるとまた6階に。それは徐々にですけれども、最初は2階ぐらいまで上がってエレベーター。それから、3階へ上がってエレベーターと感じでやったんですけれども。
―――階段も上れるぐらいに?
ええ。最後は地下2階まで下りていって、7階まで上がって下りていった感じで、全然何ともない。手術した時点で、気持ちも、悪いところを取っちゃったという感じで、落ち込んだりは全然しないんですよ。
もともと肺が丈夫だったんでしょうね。ちょうど70歳で手術したのですけれども、年をとってからの肺の手術は大変だから、できたらしないで、薬で治したらって忠告してくれた方もあったんです。そうしたら、肺活量の検査をして、結構肺活量もあったし、肺呼吸をして、肺を鍛える機械があるんですよね。フーッてやるの。何ていうのか忘れたけど。
―――肺活量を測る機械じゃなくて?
肺を丈夫にしておいて、できるだけ苦しまないで済むというか、何か知らないけど、そういうふうなのがあって、3段階に分かれて、一番弱いのだとブッと音が出るんですね。2番目でやってもブッって音が出る。あら、じゃあ3番目の一番強いのでやっても、ブッと音が出るんです。そうしたら、「ああ、肺が丈夫なんですね。でも、これで鍛えておいてください」って。1日何回とかやって、手術まで鍛えてくださいと渡されました。
―――手術後ではなくて手術前?
手術前から鍛えておいてくださいという感じで。
―――術後もやってたんですか?
術後も、またやってくださいと渡されたけど、ブッと出るんですよね。
だれもいない休憩室なんかに行って、ブッと音が出て、嫌だなと思いながら、これ、やらなくてもいいやという感じで。(笑)「階段を上り下りしてる」って言ったら、「じゃあ、もういいですね」ということで。