診断時:70歳前半

インタビュー時:診断から1年以内(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:

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――入院したり手術したりすると、費用がかかるじゃないですか。その点は大丈夫でしたか?

 

高額医療の場合、下のほうで説明してくれて、あんたはこれを市役所のほうに行って、そうすれば、上限がどうと。100万円となれば、こんなに金払えないと。これはあれだからと。

 

――ちゃんとお金が返ってくるということで。

 

そういうのはちゃんとやって。

 

――医療保険とかがん保険とかは入っていましたか?

 

がん保険は、というのに一つ入っていました。それは20年も、現職のときから入ってたので。

 

――そうですか。じゃあ、前の大腸がんのときも、それはちゃんと使えて、今回も使えた?

 

はい。

 

――そうですか。やっぱり助けになりました?

 

やっぱりなります。私の場合も、本当に若いときから入って、20年とか30年前に入っていれば、それ相当にあれだもの。

 

――どういうきっかけで入ったんですか?

 

父親が亡くなったとき、胃がんで、もうだめだと。75歳で亡くなったんだけど、そういうのがあって、そうすれば、1つだけで入っておくかなと思って。

 

――なるほど。お父さんの状況を見て、自分もと思って。そのときおいくつでした?

 

父親が75歳だったから、私が四十……、50歳前だったね。

 

――入ってて良かったですね。じゃあ、そういうのですべてカバーされて、問題なかったということですね。

 

ええ。