がんだと宣告されたとき、たまたまがん保険に入ってたんですよ。がんだと宣告されれば、がん保険が効くよなと。女房が調べたら、大丈夫と。保険会社にも連絡してという形で、そっちのほうからがん保険が出ましたので、入院前から出るというのがわかっていたし、入院が終わってから出せばいいというのもわかっていたから、入院に関して、手術の費用とかに関しては、その点では安心でした。

――それは良かったですね。

たまたま入っていたのが有効に効きましたよ。本当にがん保険に入ったのは、結婚することになったときに、ペラッと見て、これはやっぱり入っておかないとヤバいよなと、最低の１口でもいいや、入っておこうと思って入ったのが有効に効きました。

実際の入院で支払った分、明細を見たら、手術の欄だけで九十何万、１００万円近くでしたからね。

――高いんですよね。

手術だけでこんなに高いのかと。明細書を見て、すごいなと。

――保険に入ってなかったら、大変という。

もう、貯金大丈夫かという感じになってたと思うね。今現在の健康保険のほうも、共済のほうですけれども、そっちのほうも有効に効くからね。診療費という形で申請を出せば、ある程度の額までで負担を止められるから、そういう点では、そういうのを全部活用している形だから、費用の面では、そう心配しなかったね。がん保険があったおかげで気楽にという感じにはなったのは確かだね。