手術しなければいけないと言われたあたりが一番、実際、手術した後も安定するまで、落ち着くまでしばらくかかったと思いますけども、その間はやっぱり心配でしたね。

そのころは今よりも１０年も若かったから、まだ死にたくないという気持ちも十分強かったし、今みたいに投げやりになって、「どうでもいいや」という気持ちにもなれなかったから、まあ、医師に肺がんだと、手術しなくちゃいけないと言われたころが一番精神的につらかったですね。