診断時:50歳代後半

インタビュー時:診断から2年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:親子

備考:前立腺がん、腎臓がんも発病 

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私はこれよりももっと、PETまではいかなくてもあれに近い何か、行政がもっと、例えばすい臓だとか、すい臓なんていうのは難しいですけれどもね、あるいは痰がんとか、舌だとか、骨髄だとか骨だとか血だとかによる腫瘍がありますよね。全部網羅してほしいというのは無理でしょうけれども、これまでの4つ、胃がん、肺がん、大腸がん以外のもうちょっと広げた健康診断をスムーズに受けられるようなシステムというのが、医療法人、あるいは行政、国ができないものかと思います。

 

なぜかというと、私が2度ともそういう所を利用したことによって、どちらも見つかったからなんです。そうであれば応援したいですね。そのためにはボランティアでもやりたいなという思いがありますね。

 

――そういう方はすごくいらっしゃって、偶然受けた診断で見つかって、早期で済んだとか。

 

それだけに、4つかそれ以上の、もっと広い範囲で別な転移なり、がんの根治のために発見できるようなシステムができればいいなという気はしますね。 

 

バカにしてはいけないのは、普段「元気プラザ」よりもかなり高いんですけども、あれも天下りの公益法人か何かですかね。「元気プラザ」の裏にある人間ドックセンターです。多分、公益法人というか、決して悪く言うつもりはないですけれども、設備がいいように見えてそんなにはいないんですよ。1日に3~4人で、「元気プラザ」の普通の健康診断を受けるよりも3つか4つ多くの何かをやるんですけれどもね。超音波とか何かやるんです。自分はそこから見つかりましたから喜んではいるんですけれども。