診断時:50歳代後半

インタビュー時:診断から1年以内(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:3世帯以上

 備考:正確には肺腺がん

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もっとこういうふうにしてほしいというのは、無理なのは、どうしても大部屋に入りますからね。個室というのは、自分たちでは考えられない感覚だから、大部屋に入るので、どうしても気を遣うというのはありますけど、ただ、入っているのは同じ男の部屋だし、別段、開けてあれしたからと何も気にすることもないんですけど。

 

――同じ部屋の人たちとはお話しされましたか?

 

ほとんどしない。

 

――おそらく皆さん、がんの方が同じ部屋ですよね。

 

病室というか、そこの病棟ががんの病棟ですから、全部がん患者だから、みんながんだなというのはわかるわけだ。

 

最初に、気管支鏡の検査をするときに入院したときに、周りの人の話を聞いたら、3カ月ぐらいで急にガッと悪化したとか、そういう話をしてあったから、3カ月ぐらい前に何ともなかったのに、今来たらこんなに悪くなったというような話はペラペラしてあったから、そんなに急に変わるの?という感覚で聞いてあったのはあるけどね。