診断時:60歳前半

インタビュー時:診断から2年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:1人暮らし

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先生によって所見も違うし、考え方も違うし、でも、患者はどんな病気でも同じ病名を言われれば同じ治療をしてもらえるんだって、普通は単純にそう思いますよね。そこを納得いくような説明がないじゃないですか。

 

だから、手術したときでもそうでしたよ。私じゃないけども向かい側にいた人が、「先生、あの人は私と同じ病気なんですよね。あの人には紙に書いてくれて、私は紙をもらってないんですけども」って。

 

だから、医者になりたての人はやはりノウハウをしっかり詰め込んでいるし、真面目にそれに対応するけども、長年費やしてくると慣れから手抜きするところもあるんじゃないの。そういう違いは患者はわからないわけ。たまたま同じ病名で、先生が違ってそういう対応をされると不安に思う人もいるんだよね。

 

手術のときもそうだったけども、今回も同じイレッサのときも、先生が違って飲ませ方も違って、私は朝食後、そっちは夕食後で、試し入院も違うの。4週間でこっちは2週間。だから、そういう点だって患者側にすれば「えっ?」ってなりますね。そういうのってどこの病院でもあるのかなって思っています。