診断時:70歳代前半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:

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主人は来てたらしいんですけど、麻酔が覚めるあたりになったら、「俺、帰る」って帰ったんですよ。本当は麻酔が覚めてからいろいろ、周りのものをあれするのにいてほしかったんですけど、「俺、帰る」って帰っちゃって。(笑)

 

肺がんのときも、退院してその日のうちに庭に出て草を取ってたものだから、全然病人扱いしない。ただ、用事があって運転すると、手をこうしている分にはいいんですけど、ガタガタとなるとすごく響くんですよ。

 

――傷ですか?

 

これがきつかったの。こういうふうに腕を動かすのがちょっと、引きつるというんですか、それが痛いんですよね。その程度です。

 

――それは今も?

 

いや、今は、ずっとこうして動かしたりしてるから、これは大丈夫です。「私、運転するとつらいんだよね。ちょっとあそこへ送ってくれない?」って初めて手を借りましたけど、ほとんど手を借りない。全然病人扱いしないです。

 

先生は、「退院したら4~5日ぶらぶらして、それから台所へ立って、お食事の支度ぐらいできるかな」って言ったんですよ。もうその日のうちに草取りして、夜はご飯支度してという感じで。だから、何のときでも病人扱いされないという感じです