診断時:50歳代前半 インタビュー時:診断から4年(2009年) 性別:男性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:親子 備考: |
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自分から友達とか知っている人に片っぱしから電話をかけて教えるということはしませんけれども、会話の中で話す機会があったときは、例えば、何で?とかと聞かれたときに、実はこういうのがだめなんだよと、実はそういう病気になったんだよというふうに、話の中で説明しなければならないようなときがくれば、機会があれば話していますが、別に隠すとかそういうのはないですね。
――そうですか。
話の流れでそういうふうになったときは話しています。だれにでも話しています。
ただ、いろいろな会議とか研修とかがあって、そこに入校したりしたときとか、お風呂が共同で、みんな入るものですから、そういうところに入ると同じ部屋の人がやはり気を遣うといけないので、積極的には言わないようにしているんですけれども、風呂に行こうとなると、背中にけさがけに切ったような傷があるものですから、それを見たときに説明しなければいけないので、同じ班が8人くらいいると8人みんないるときに言えばいいのかもしれないけれども、あえてかしこまって言うべきことでもないし、風呂に入って見られたときに、いや、実はこうなんだよと説明すればいいんだけれども、それを説明するのが最近はちょっと面倒くさい、かったるいというか。
違う人と風呂に行くと8回言わなければいけないから面倒くさいなというのはありますね。(笑)そのために比較的、例えば風呂が10時までであれば、10時10分くらい前に行って、2~3人しかいないところに行って風呂に入るとか、そういうのはありますね。どうしても傷だけは裸になると見られてしまいますからね。そういうのはありますね。それ以外は別に、隠すとかそういう気持ちは一切ないです。