診断時:50歳代前半 インタビュー時:診断から4年(2009年) 性別:男性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:親子 備考: |
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やはり、いろいろなことをやって克服したんだよという人の話が一番元気づけられるのかな。
あとは気休めかもしれないけれども、医学がいろいろな薬もできているし治療方法もいっぱいあるし、保険の宣伝じゃないけれども、がんに関しては「がんは怖くない」。がんは怖くないという意識づけをしていただくような、そういう助言というのは一番勇気づけられます。
A病院に入院しているときも、がんと一緒にほかの難病の方もおりまして、そのときもその方が「おれはがんは怖くないんだよ。いろいろな治療法があるから、がんは全然怖くないんだ。こっちの難病の方が治療方法も薬も見つかっていない。こっちがちょっと大変なんだよ」というふうなことを言っていたので、要するに、がんは怖くない。
大丈夫とまでは言えないけれども、きちんと前向きで対応すればがんは決して怖くないというふうな方向に、根拠があってそういうふうに言ってもらえれば、気休めかもしれないけれども、勇気づけられるのかなと思います。
実際に私もそう思っていますから。がんは怖くない。がん保険のコマーシャルで、あれはすごいと思いますね。(笑)「がんは怖くない」、あれが一番勇気づけられる言葉だと思います。それをコマーシャルに使っているというのは、やはりそういう人の心理をよく読んで使っているんだと思いましたね。