診断時:30歳代後半 インタビュー時:診断から40年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:上十三地域 世帯状況: 備考: |
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最初、乳腺が腫れてるって言われて、そして、3カ月ぐらい、そこの患部を湿布してればいいということだったんですけど、湿布してても、そこが痛みが取れたんだけど、肉の塊、私、右だけど、おっぱいの下にこういうふうな塊があったの。それが取れなくて、このままにしておけば、がんになる恐れがあるということで取ってもらったの。
――最初は乳腺炎ですか?
乳腺炎。病気のことわからないんですけど。
――炎症があると言われて。
最初はそうだったの。それから3カ月もしたら、痛かったのが痛みが取れたんだけど、しこりというんでしょうか、肉の塊みたいなのができて、ずっとあって、このままにしておけばだめですよって先生に言われて、手術になったんですよ。
――じゃあ、最初は乳腺炎だと先生も思ってた?
そういうふうに先生が言って。
――隠してとかじゃなくて、本当にそう思ってたんですね。
私もそう思って、湿布してなさいって。ブラジャーやって湿布したって、動けば。
――ずれちゃいますよね。
暑いときに、6月、7月、8月まで。
――なったのは夏だったんですね。
手術が8月でしたから。暑いときだからベトベトになるし、そうしているうちに、そういうふうなしこりが残ったというので、このままにしておけば乳がんになるんでないかって。もしかしてそうなれば大変でしょということで、取ってもらうことにしたんです。
――乳腺炎は5月ぐらいですか。
6月から。
――6月に乳腺炎で、8月に手術。そうすると、ここは、乳がんなんですかね。最終的には?
最終的には、私、今取ってしまっていれば、がんだっていうんだけど。