診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から8年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:

備考: 

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いつも行っているところは内科で、外科でないから、乳腺は外科なんだって。それを知らなくて。婦人科に行ったときには婦人科のそれしかやっていなかったし。

 

だから、乳がんを知る半年くらい前に筋腫で手術をしたんですよ。手術をしたときに、もちろん子宮をみんな取っちゃって、だから、乳がんのときは別の病院に行ったんだけれども、何でそのときにそこの病院で乳がんの、子供も産んでいないものだから、普通は調べるのに、何で調べないのかなという感じだったんだけれども。そのときにやっていれば、もっと小さくて全摘しなくても済んだのかもわからないし。

 

――そうですか。

 

乳がんだけ忘れていました、調べるの。

 

――市の検診なんかもありますから、女性だと結構行きますよね。

 

そうですよね。でも、そのときはあまり関心がないというか、いつも行きつけの病院で「そろそろ1年ですよ、検診しましょうよ」「うん、そうね」ということでやっていただけで、胃だけは気をつけていたのね。胃だけはとにかくまめに。

 

――それは何か、胃だけはというのは?

 

がん巻き(がんの家系)だから、何かそう思っていたのね。ましてや、飲食業だから、飲む機会も多いから、やはり胃だけは気をつけなければと、そう思っていたの。

 

――なるほど。

 

たまたま、そこをちょっと忘れていまして。

 

――それで、痛みがあって受診したらいろいろ検査をされますよね。それで、そのとき診断……。