診断時:70歳代前半

インタビュー時:診断から2年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:

備考: 

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私、一人部屋だったから。相手に気を遣っても困るし、こっちも気を遣うと思うんで、一人部屋が空いていたっていうし、それでシングルにしたの。シングルがなければ、もう少し手術を待つ予定だったの。相部屋だったらやっぱりダメだと思ったから。

 

――最初から相部屋はダメ?

 

うん、うん。

 

――その間、シングルだったらお嬢さんたちも頻繁に?

 

銀行員だしね。同じがん同士の患者さんとは限らないかもわからないし、がんはがんの患者さん同士にするものなんでしょうね。そういうのはわからないし。

 

結果的には一人部屋で自由になれたし、5階の病室だったけど、そこの窓から消防署の学校の生徒さんが朝にトレーニングするのが全部見えて、それが毎日の日課というか、何時起床で、駆け足、号令をやっているのを見て励まされたりしてね。