ちょうど１０日入院して退院したのね。でも、もう定年になってたから良かったんです。C病院に通うのも、うちでも退職してたから、送り迎えしてもらって。

童謡が１曲かかるだけだもんね。毎日１１時に時間を決めてもらって、放射線をかけるのは、曲が１曲終われば終わり。吐き気も来ないし、「先生、これ、いつになったら吐き気が来るんですか」「そろそろ５日か１週間ぐらいで出ますよ」「えっ、私、全然ないんだけども」「そういう人もいるかもしれない」って。一回も吐き気も来ないし、ご飯も食べれないこともなかったの。

だから、帰りにA町に寄ってご飯を食べたり。娘も学校の先生をしていたから、音楽の先生で、夏休みに来たりすれば、私も一緒に行くってA町に行って買い物したりして、そうして歩いたから良かったのかもしれない。入院してればどうしてもね、やっぱり通えねば（通えないと）、なんたかた（どうしても）入院しないとだめだからね。

やっぱり私が教えた人も、「私もね、入院しても吐き気も来たし、ご飯も食べれなかった」「私、それ全然なかったんだよね」「いや、大したもんだ」「いや、先生の手術が良かったの」ってB病院の先生を褒めてね。だから、薬も２年も飲んだかな。