診断時:40歳代後半 インタビュー時:診断から18年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:八戸地域 世帯状況:夫婦のみ 備考:子宮がんも発病 |
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――そうですか。お医者さんとの関係とかというのは……。
すごく良好な関係を保たせていただいてまして、一回「まだ来ているのか」という言葉をいただいた以外は、あとは別に、ほかの看護師さんでも先生でも嫌なことは一度もなく、皆さんに良くしていただいてずっと通い続けています。
1回目の手術の先生と2回目の手術の先生は違いますけども、2回目の先生はほかの方に代わられましたので、また新しい先生になりましたけども、引き継ぎをちゃんとしていただきまして、娘共々同じ先生で、そして、すごくわかっていただきまして、安心して通うことができました。
最初にやったときなんかは、すごく落ち込んでいた自分だったので、行くたびに何がどうというわけじゃないですけども、先生に会ってお話を聞いていただくだけでも、すごく安心して帰ってくることができました。それがすごく大きかったです。「大丈夫だよ」と言ってもらえる、先生の顔を見て帰ってくるだけで良かったと思って、通い続けました。すごくそれが大きいです。一人の医師を除いて。(笑)
――一番最初の手術をされた先生ですか?
いや、一番最初に細胞を抜き取ってくれた先生だったんですが、結局、それが失敗だった、結果が出なかったという、その先生です。「まだ来てるのか」というみたいな、それを言われたときにはショックでしたが、2回目に行ったときには違う先生でしたので、そこからは大丈夫で、ずっと診ていただきまして、安心して通い続けていました。
――じゃあ、「まだ来ているの」という言葉以外は嫌な思いをしたりとか、そういうのはないんですか?
まずないですね。