今はむしろその新しい病気のほうが、それは難病ですけども、それに比べたらがんのほうがずっと気楽ですよ。

がんは放っておけばだめですよね。次にどこに来るかわからないでしょう。だから次々と、自分のできる範囲内で検査をするのを怠ってはいけないと思っています。

私は大腸とか、自分でできるところは毎年やっています。依頼して、内視鏡で胃健診とか、大腸健診とかそういうのをやっています。そういうのを欠かさないでやれば、がんも怖くないと思いますね。そして、検査は何でも早く、保険が効くようになれば、またいいなと思っています。

子宮がんの検診も毎年やっています。

――普段から心がけていらっしゃるんですね。

術後は人間ドックを１０何年も受けています。

――そうですか。

でも、がんをやった人は、それが一番大事なことだと私は思いますよ。