診断時:40歳代後半

インタビュー時:診断から18年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:子宮がんも発病 

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――そうですか。あと、やっぱり3回もやられているので、再発のご不安もあるんじゃないかと……。

 

それはもう常にです。やっぱり最初にやったときから3年すればとか、5年すればとか、年を区切ってこう言われて、やっぱり病院に行っても、「5年たったし、もういいかな」と先生に言われて「安心してもいいかな」「先生、私、生きてきました」と言えば「そんなこと心配しないで大丈夫だ」と、すごく安心させてくれる言葉を交わしてくれる先生だったので、そういうふうにして通って、健診していることが私にとってはある程度の強みでもあって、安心感であって。

 

だから今、子宮のほうもそういうふうになったもので、定期的に健診にも通うことは必ずしなきゃいけないことですので、そこに安心感を求めて生きていかなきゃいけないと思っています。

 

子供たちのためにも自分のためにもやっぱり生きなきゃいけないと思って、不安は常にあります。ずっと持ち続けてきました。その中でも、やっぱり生きるということを考えてみると、乳がんに関しては1年に1回の定期健診だけはやめないでおいて良かったなと思います。