診断時:40歳代前半

インタビュー時:診断から31年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:

備考: 

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――ちょっと私のほうから質問をしてもよろしいですか。Aさんは乳がんになられたときに、どうしてご自分は乳がんになられたのかなと思いましたか。その原因というか。

 

私はストレスじゃないかと思っていました。

 

――それはお仕事?

 

食べるものとかじゃなく、私は栄養士なんですよ。だから、そういうのはケチめかないで、ちゃんと食べていたし、まめにちゃんとやっていたし。考えられるところはストレス。

 

というのは、うちではそのころ姑と舅の両親2人がいまして、あたってから(脳疾患で倒れてから)10年くらいになるおばあさんと、何も働かないお酒飲みのおじいさん。そういう2人を抱えていたものですから、家に帰ってくると家事も忙しいでしょう。仕事もいろいろなことを考えなければいけない、やらなければいけない。それである程度ストレスになっていたかもしれません。

 

性格がら、そのころ、私たちが先頭に立って会費制の結婚式とか何とかを始めたんです。だから、そういうので土日はほとんど埋まっていましたから、休みなしで。自分の都合によって、1カ月半くらいで1回休むとか、そういう生活をしていたんです。だから、自己的にそれがそこにいったんじゃないかと考えています。

 

――すごくハードな生活をされていたんですね。

 

そうでした。そのころはまだ子供が、小さいというわけでもないけども、2人とも小学校に入っていたんですが、でも、面倒は見なければいけなしね、年寄りの面倒もあるし。そういう時代でした。