診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:

備考: 

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そうです。おばあちゃんもいたんだけども、今、95歳なんだけども、私がこういう手術したので、右手があまり重い物とか何かあれなので、去年の8月ころに次男のほうで、八戸にいるんですけども、「お姉さんが今まで見てくれたから、姉さんも体悪くしたから、今度は僕たちが見る」って次男のほうで連れていってくれて、今は次男のところで世話になっているんです。

 

おばあちゃんも95歳にもなっているもので、大分弱ってきているのでね。だから今、私一人で住んでいるので、本当に晩になると寂しいんですよ。一人住まいをしたことがないので。いつもにぎやかなところでばかり育ってきたものだから、本当に一人になったときは、晩になるのが怖いくらいです。みんなには「一人になったら、なんぼあずましいんだして(一人になったらとても居心地がいいでしょう)」って言われるけども、それができなくて、本当に、今でも晩になればちょっと寂しいときもあるけども、今はそれでもどうにか慣れてきてるようですけども。

 

子供たちもそばにいないのでね、それが一番不安だけれども、仕方ないなと思っている。私もそっちのほうに行けるわけでないから。今は子供たちがみんな離れているからね、そばにいてくれる人がなかなかいないから。

 

――旦那さまはいつくらいに?

 

平成8年に亡くなったんだよね。13年も過ぎてるね。

 

――じゃあ、おばあさまというのは、旦那さまの?

 

そうそう、姑さん。ずっと嫁にいったときから、40何年も去年まで一緒に暮らしていたんですが、どうしてもあれだというので、次男のところに今は行っているんですよね。私も1カ月に1回くらいは、おばあちゃんの顔を見ながら八戸まで行ってくるんですよ。