診断時:40歳代前半 インタビュー時:診断から19年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:上十三地域 世帯状況: 備考: |
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――ご主人は、お子さまの次かもしれないですけども、いかがでしたか?
やっぱり、何て言いますか、自分が弱みを見せたら、私がもっと弱くなると思ったらしくて、「大丈夫だ。先生が、おれとあんたのところで言ったんだから、大丈夫なんだ」って。「本当に隠してない?」って聞いても、「隠していない。2人いたところでちゃんと言ったんだから何でもない」って言われたからね。すごく気丈に、かえって何か変だなと思っているんじゃないか疑って。
――それがまた疑って。
何かわざとらしい感じがして、すごく気丈に振舞っていたみたい。普段は涙もろい人で、べたべたするんだけども、気丈になったからね。弱みを見せまいと思ってやったみたいだけども、かえって私が変だなと、反対に。(笑)何でも曲げて考えるんだね、素直にとられなくてね。
――何でも曲げて曲げて受け取っちゃって、そのときは。
そうそう。「はい、そうですか」って言えない、なれないっていうかね。
――ご主人は気丈に頑張っていらして。
「大丈夫だって先生が言ったんだから先生に任せればいいんだから。何も心配することはない」って言ってたね。
――ご主人なりに一生懸命。
そうそう。(笑)それをかえって逆にとってね、「おかしいな、何か違う」と思ったりしてね。